ITと私

ITと私に関して思ったことを綴ります

試験勉強で今更知ったことベスト10

VCP5の試験にパスした。

以下、備忘録です。(※これら全てが実際の試験で出題されたわけではありません。)

1.仮想マシンの[マップ]タブで、vMotionマップを確認することができる。緑丸のホストは空きリソースがあることを示す。

2.仮想マシンの名前を変更した後、Storage vMotionをすると、仮想マシンファイル名の名前もそれに合わせて変更される。

3.メモリオーバーコミット時、仮想マシンのWorking Set Sizeの決定は、Mem.SamplePeriod(Default=60sec)の間隔でメモリ動作が監視されて見積もられる。

4.仮想ディスクをIndependant(独立型)に設定すると、スナップショットの対象から除外される。したがって、既にスナップショットを取っている仮想ディスクは、Independantに変更できない。更に、Non-persistent(読み取り専用)に設定すると、.REDO_Ecrgyeという変更履歴のファイルが作成され、パワーオフの際に元の状態に巻き戻されるようになる。その際、Storage vMotionはできなくなる。

5.FTとSecondary VMをパワーオンする際に、vCenter ServerはHAのSlaveと直接やりとりする。

6.VMX スワップ ファイルを使用すると、VMX 処理のために予約されるホストのオーバーヘッド メモリの量を大幅に削減できる。
VMX 処理のために予約されるオーバーヘッド メモリの一部は、スワップすることができます。VMX スワップ機能によって、VMX メモリの予約が大幅に削減されます (たとえば、仮想マシンごとに 50MB 以上だったのが、仮想マシンごとに 10MB 程度など)。これにより、ホストのメモリが割り当てられすぎているときに、残りのメモリをスワップ アウトすることが可能になり、仮想マシンごとのオーバーヘッド メモリの予約量を削減できます。VMX スワップ メモリは、仮想マシンのパワーオン時に空きディスク領域が十分にあれば、ホストで自動的に作成されます。

7.ホストの[ストレージビュー]タブで、各仮想マシンのマルチパス ステータス、使用領域、スナップショット領域の一覧が確認できる。

8.vAppのIP設定において、Transient(一時的)を選択すると、設定したIPプールの範囲より一時的に割り当てられる。

9.FC-SAN設定において、Windows仮想マシンの場合は、SCSI TimeoutValueを60に増やすことを推奨する。

10.標準仮想スイッチ(vSS)のVLAN設定は、ポートグループ単位で可能だが仮想スイッチ単位では行えない。VLAN Idを4095にセットすると全てのVLANを通す。また、標準仮想スイッチ(vSS)のポート数の変更にはESXiホストの再起動が必要である。